【保存版】ワークショップでテーブルに事前セッティングする必要物品まとめ
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【保存版】ワークショップでテーブルに事前セッティングする必要物品まとめ

2016/10/25

00.blog, 05.ワークショップ

 

「これからワークショップを開催したいのだけれど、何をテーブル上に置けばいいか分からない…」「何度もワークショップを開催しているが、いつもテーブルセットに置き忘れがないか不安…」という方はいらっしゃいませんか?

 

今日はそんな方々のために、ワークショップで使うテーブル物品セットについてご紹介します。

 

 

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■今回は大人向けワークショップを想定

ワークショップは対象年齢や開催場所、活動内容などによって使用する物品が大きく異なってきます。

 

今回のテーブルセットは主に、

 

 ・対象年齢:中高生以上の大人

 ・開催場所:テーブルと椅子が複数置ける室内空間

 ・活動内容:基本的に椅子に着席しテーブル上にて行う活動

 ・想定人数:1テーブル3〜5名程度

 

を想定したセッティングとなっています。

 

 

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■どのタイミングで設置するかはケースバイケース

ひとまず、上記のセッティングは基本的なテーブルセットを一箇所にまとめものです。

 

これらは、絶対に最初からテーブル上に置いておかないといけないわけではありません。テーブルの広さや活動内容によっては、使用するタイミングに合わせてテーブルに配ってもいいですし、活動の邪魔にならないようであれば最初からすべてテーブル上にセットしておいてもいいと思います。

 

 

では1つ1つ詳しく説明してきます。

 

 

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■①:模造紙

水性ペンを使って何かを書いたり、物品を使って何かつくったりする場合は、基本的に真っ白な模造紙をテーブルに引きます。模造紙は両端が丸まりやすいので、丸まらないようクセをつけたり、両端をセロハンテープで固定したりすると綺麗にしけます。

 

模造紙を引くことによって、テーブルが汚れることを防いだり、ポストイットを直接貼り付けることができたり、そのままメンバー共通のメモ帳として書き込みをしたりすることができます。

 

また会場に大きなテーブルがない場合、2〜4つの小テーブルをつなぎ合わせて1つの島をつくります。その際、その上から模造紙を引くことによってテーブル同士の繋ぎ目を消し、統一感を持たせることができます。テーブルがズレて物品や飲み物が落下する心配も少なくなるので、一石二鳥です。

 

小話ですが、ワールド・カフェという対話の手法を行う際必ず模造紙を引くのは、もともと1995年にワールド・カフェを始めたアニータ・ブラウンとデイビット・アイザックたちがテーブルクロスの代わりとして引いたのが始まりみたいです。

 

私たちが小さいテーブルと白いビニールの椅子をセットし始めたとき、グラフィック・レコーディングの専門家であるトミー・ナガイ・ローズが到着し、こう言ったのです。「まあ、まるでカフェのテーブルみたい。テーブルクロスも必要だわ!」彼女はそう言うとフリップチャートの白い紙をはがし、TVテーブルを覆ったのです。(『ワールド・カフェ 〜カフェ的会話が未来を創る〜』より)

 

ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~
アニータ ブラウン / デイビッド アイザックス / ワールド・カフェ・コミュニティ,香取 一昭 / 川口 大輔

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■②:水性ペン

油性の場合裏移りする危険性があるため、ワークショップでは基本的に水性ペンを使用します。

 

テーブルメンバーが好きな色を選べるよう複数のカラーペンを用意し、また遠目から見てもはっきり分かるため、なるべく太めのペンを用紙します。

 

個人的には、三菱鉛筆が出している「プロッキーツイン 細字+太字 8色セット」がオススメです。

 

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■③:ネームシール

受付で手渡すのもありですが、個人的にはテーブルに事前に置いておくことをオススメします。

 

そして各テーブルごと1番最初に着席した参加者に「ネームシールにご自身のお名前or今日呼ばれたいあだ名をお書きください。あと、これから来る他のテーブルメンバーに対して、今と同じ説明をしていただけますか?」とお願いしておきます。そうすることで、参加者同士が自然とコミュニケーションする理由ができ、最初の緊張感を緩和することができます。

 

 

■④:ポストイット(付箋紙)

これはワークショップ中に使用する場合にのみ置いておきます。基本的に使用するのは「75x75mm」の大きさで、1色90〜100枚の塊になっているものが多いです。

 

ワーク内で大体1人あたり何枚程度ポストイットを使うのか事前にシミュレーションしておき、その枚数×人数分のポストイットをテーブルに置いておきます。テーブルによっては使い切ってしまうケースもあるため、多少は予備を用意しておいた方がいいと思います。

 

 

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■⑤:テーブル番号カード

参加者がどのテーブルに着席すればよいか、分かりやすくするためのものです。

 

あらかじめ参加者の席配置が決まっている場合、参加者には「〜番テーブルにご着席ください」と言えば誘導せずとも1人でテーブルまで移動してくれます。

 

また、ワークショップによっては各テーブルによって扱うテーマを変えたり、発表の順番を指定したりするケースもあるので、そういう場合テーブルに番号が振ってあるとファシリテーターが「〜番のテーブルは〜というテーマでお願いします」「今回の発表は〜番テーブルからお願いします」というように指示が出しやすくなります。

 

 

■⑥:A4用紙

模造紙に直接書かずに、個人ワークで使用する場合においておきます。

 

A4用紙を4つに折って「4マス自己紹介」として使用したり、自分が書き出したポストイットを貼り付けておく台座として使用したりすることもあります。もしオリジナルのワークシートがあるのであれば、A4用紙ではなくそちらを置いておきます。

 

 

■⑦:トーキング・オブジェクト(コミュニティボール)

トーキング・オブジェクトとは、話し合いの最中に使用し話し手と聴き手を可視化することを目的に使用します。

 

みなさんは今まで「誰かが話しているのに、横から割り込んで話し始める人」や「他の参加者もいるのに、ずっと自分の話ばかりし続ける人」と出会ったことがありますか?ワークショップでは、そういう「困ったさん」が時々現れます。

 

トーキング・オブジェクトは、そういった無意識による無礼なおこないを予防し、参加している全員が気持ち良く対話するためのルールづくりとして使用します。

 

具体的には、トーキング・オブジェクトはテーブル中央に配置され、発言したい人がそれを手に持ち話し始めます。そしてそれを持っていない他の参加者はしっかりと話を聴くことに徹します。話し手が話し終わったら、それをテーブル中央に戻す、または誰か他の人に渡すことによって話し合いは続いていきます。

 

トーキング・オブジェクトのルールを最初に共有しておくことで、1人がグループ全員の時間を独り占めしてずっと話し続けてしまうという状況を避けやすくなると言われています。

 

トーキング・オブジェクトは必ず使用するべきというわけではなく、参加者の構成やワークショップ経験の有無などによって、使用するかどうかは柔軟に判断していいものだと思います。

 

また、トーキング・オブジェクトは様々なもので代用可能です。たとえば石やお手玉、その場にあった空のペットボトルなど、比較的「丸くて・柔らかくて・軽いもの」なら何でもトーキング・オブジェクトとして活用可能です。

 

ちなみに、哲学対話の領域ではトーキング・オブジェクトのことを「コミュニティボール」と呼ぶそうです。

対話を手助けするツール1 コミュニティボール | p4c-japan

 

 

■⑧:スケッチブック

これはワークショップの最後で、テーブルごとにアイデアを発表する際に使用します。

 

スケッチブックに作品やアイデアのコンセプト・概要などを大きめに記載してもらい、それをもとに全体に対してプレゼンテーションしてもらいます。これも1つのツールですので、場合によっては模造紙で行う場合や、PCがあればパワーポイントで代用してもらうことも可能です。

 

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■終わりに

いかがだったでしょうか。もちろん、ワークショップの内容によっては、これら全てを使わない場合もありますし、この中にない物品が複数必要になるケースも十分あると思います。

 

自分がやりたいワークショップにはどんな物品が必要なのか。それは買ったほうがいいのか、それとも0から作ったほうがいいのか。ワークショップで使う物品にも色々な工夫ができるので、これを機に「自分のオリジナル・テーブルセット」を考えてみるのも面白いかもしれません。

 

 

 

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