演劇ワークショップ「第3回 はじめての演劇」開催報告
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演劇ワークショップ「第3回 はじめての演劇」開催報告

2016/01/10

00.blog, 05.ワークショップ

年が明け、2016年になりました。今年も百草ふれあいサロンでは多数のワークショップが開催されます。今回のはじめての演劇ではNPO法人 演劇百貨店の柏木陽さんをお招きし、「今と昔のお正月」をテーマにワークショップを行いました。

 

■演劇はまず「真似」から始まる

写真①

 

百草ふれあいサロンで柏木さんがワークショップを行うのは今回で2回目。

前回同様、まずは柏木さんの手の動きを真似することから始めます。

この「誰かの動きの真似をする」という動作が、演劇にとってはとても重要なのだそうです。

 

 

■自己紹介という名のモノローグ

写真②

 

今回の自己紹介では「今年のお正月にあったこと」を伺いました。

サロンの方々の語りは、いつもドラマを感じさせてくれます。

「私には特に何もありませんが・・・」という前置きと共に語り始めますが、彼らが積み上げてきた年月の重さと深さが、その短い自己紹介からも十分に感じ取れるのです。

 

『自分にとっては、毎日が正月で、毎日が大晦日。

(息子の)別れた嫁と孫といつもの神社にお参りに行った。

お参りの後、朝から3人でワインを飲んだのよ。』

 

『昔はお寺さんに行っていたが、今年はどこにも行かなかった。

体の調子は良くないが、あと4,5年は生きれるかなぁと思ってる。

自分は81になるが、死んでいく親友は皆、いい奴ばかりだった。』

 

 

■彼らは僕らより60回だけ多く正月を経験している

写真③

 

自己紹介の後、「昔あったが今は見られない年末年始やお正月の風習は?」という問いで語り合い、その中で出たアイデアをチームごとにジェスチャーで表現してみるというワークを行いました。

 

20代と80代が共に語り合うと、「昔」の定義は60年分違います。

その生きてきた年数の違いを繋ぎ止めてくれる「お正月」という行事に、私はとても感謝しました。

 

柏木さん、お集まり頂いた参加者の皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

<本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催しました。>