MediCalogue〈メディカローグ〉をはじめた理由
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MediCalogue〈メディカローグ〉をはじめた理由

2016/09/03

00.blog, 01.はじめに

こんにちは、和泉ワークショップデザイン事務所の和泉です。

今日はMediCalogue〈メディカローグ〉をはじめた理由についてお話ししたいと思います。

参考.001

 

MediCalogue〈メディカローグ〉とは、医療現場における様々なコミュニケーションについて研究し、そこから現場に活かせる新たな知見や手法を発見・創造していくことを目的に立ち上げたウェブメディアです。

 

今はまだfacebookページしかありませんが、近いうちウェブサイトもオープンする予定です。

 

 

■和泉のミッション

参考.001そもそも僕の根幹には「”人の人生を支えるために頑張っている人たち”を支援したい」という思いがあります。

 

看護大学に通っていた頃からずっとそうでした。

 

僕はどちらかというと、「患者さん」よりも「患者さんのために全力で頑張っている家族や医療者」に興味がありました。

 

その思いは、大学卒業後さらに強くなっていきます。

 

 

 

■きっかけは友人の一言から

参考.001

その子は、病院で働く看護師でした。


学生中から活発的で、医療や看護に対しての熱意もある、とても思いやりに溢れた 友人でした。

でも、ある時その子がボソッと言ったんです。

 


なんで患者さんには優しく出来るのに、仲間には優しくできないんだろう…。


と。




僕自身は看護師という仕事にそこまでの情熱を持てませんでしたが、その情熱を持って実際に現場で働いている彼女が、医療や看護のことで悩むのではなく、本来同志であるはずの職場の同僚との人間関係で悩み、消耗している。

 

その言葉を聴いてシンプルに思いました。

 

 

彼女がもう少しだけ現場で働きやすくなるよう、手助けしたいと。

 

 

僕が病院内で「医療者同士が相互理解を深め合えるワークショップ」をやり始めたのはそこからです。

 

 

 

■リアルな現場で実践してみたからこそ、見えてきた世界がある

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現場でワークショップを実践する中で、様々な声を聴きました。

 

「外来平均5分間という短い時間の中で、患者さんが持っている本音や健康観を聞き出すためにはどんな問いかけが有効なのだろうか?」と悩む医師

 

「医師などの他職種を巻き込みつつ、患者さんやその家族と共に合意形成を図っていくためにはどうコミュニケーションしていけばいいのだろうか?」と悩む看護師

 

「キャリアの分岐点でモチベーションが揺らぎかけている中堅看護師に、もっとイキイキ働いてもらうためにはどうすればいいのだろうか?」と悩む管理職

 

「少数精鋭だからこそもっと仲良く働いていきたいのに、なんでうちの職場はこんなにも空気が悪いのだろうか?」と悩む訪問看護師や介護士

 

 

医療現場には、自分が想像していた以上に多くのコミュニケーションに関する課題があることを知りました。

 

 

それらすべてを綺麗さっぱり解決することはできないかもしれないけれど、

「医療現場の明日」を、今日よりも少しだけより良くする” ことはできるかもしれない。

 

 

MediCalogue〈メディカローグ〉は、そのために存在しています。

 

 

始まりは僕1人ですが、この研究活動がいつか大きな渦になっていく未来を信じ、まずは小さな一歩を踏み出した次第です。

 

今後とも何卒よろしくお願い致します。

 

 

■今後について

今後は定期的に、このテーマに関連した下記のようなブログ記事や、先進的事例の紹介、ワークショップイベントの開催などを行っていこうと思います。詳しくはMediCalogueのfacebookページで発信していこうと思うので、よろしければいいね!をお願いします。

 

 

【今さら聞けない】そもそも、コミュニケーションとは何か?

 

医療者が患者から健康観を引き出せない本当の理由

 

看護雑誌『コミュニティケア(8月号)』のワークショップ特集で総論を担当しました

 

【病院ワークショップ】さいたま市民医療センターにて看護師対象の対話ワークショップを開催しました